カレはこうなった
中山孝太郎。広島県立広島国泰寺高等学校、法政大学、産業能率大学、東京大学大学院法学政治学研究科で学ぶ。
生業は若い時代に東京築地の魚河岸に勤めたのをはじめ、短期に10指にあまる体験をする。文学活動は18歳の頃から傾倒し、以降細々と続いて約50数年が経過した。
小説は主には純文学であるが、ノンフィクションもある。
過ぎ去った昔、幾多の困難があった。そんな中、短編、中篇の純文学小説を書き続け、日の目を見ない出来そこない作品がたまる。
だが、1998年。人間の煩悩あるいは、心の葛藤を描きぬいた僅か「1センチ4ミリ」を争う世界の作品が、第68回コスモス文学新人賞を受賞。作品は「憔悴した点」で、芽生えた。
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